クロアチアは、ヨーロッパの中でも特にネットにつながりやすい国のひとつです。海岸沿いのモバイル回線は高速で、フェリーが発着する島ならほぼどこでも4Gが使え、ザグレブ、スプリト、リエカ、ドブロブニクでは5Gも利用できます。失敗しがちなのはクロアチア国内ではありません。コトルの旧市街で突然「圏外」と表示されるまで誰も意識しない、国境を越える日帰り旅行です。
このガイドでは、クロアチア旅行に合ったeSIMの種類、実際に必要なデータ量、電波が弱くなる場所、そしてEU加盟国ではない隣国への日帰り旅行の対策をまとめました。
クロアチアでは現地SIMよりeSIMが便利な理由
現地のキオスクや携帯ショップでプリペイドSIMを買うこともできますが、到着後に店を探し、場合によってはパスポートを提示し、普段のSIMを抜き差しする手間がかかります。eSIMなら出発前に準備完了です。自宅でQRコードを読み取っておき、ザグレブ、スプリト、ドブロブニクに着陸したらオンにするだけ。荷物を受け取る前にネットにつながります。
eSIMはデータ通信だけを担うので、普段の電話番号は通話や銀行のSMS認証用にそのまま使えます。多くの旅行者にとって、これが一番のメリットです。
CheapereSIMのクロアチア向けeSIMプランは1.11ドルから。クロアチアの通信会社と同じ現地ネットワークを使うため、速度もエリアも地元の人と変わりません。
クロアチアで必要なデータ量の目安
クロアチア旅行では、地図アプリ、フェリーの時刻表、写真のアップロードで意外とデータを使います。おおよその目安は次のとおりです。
- 週末の都市観光(ザグレブまたはスプリト):宿にWi-Fiがあれば1〜3GBで十分です。
- ダルマチア海岸で1週間:ナビ、配車アプリ、レストラン検索、SNSで5〜10GB。
- 2週間の島めぐりやドライブ旅行:10〜20GB、または運転日やリモートワークの日だけ無制限の1日プラン。
- ヴィラやアパートでのリモートワーク:モバイルデータはWi-Fiのバックアップと考え、作業が多い日は無制限プランを選びましょう。
ノートPCや同行者とテザリングで共有するなら、数GB多めに見積もってください。テザリングはスマホ単体よりずっと早くデータを消費します。
電波状況:快適な場所と途切れやすい場所
都市部と本土の海岸線
ザグレブ、スプリト、ザダル、シベニク、リエカ、ドブロブニクはいずれも4Gが安定しており、5Gも拡大中です。海岸道路や高速道路A1もしっかりカバーされているので、南へ向かうドライブでGoogleマップに頼っても安心です。
島とフェリー
フヴァル島、ブラチ島、コルチュラ島、クルク島、ヴィス島は、町や港の周辺なら快適につながります。ただし長めの航路の途中や、島の反対側にある小さな入り江では電波が弱くなることがあります。乗船前にオフライン地図をダウンロードし、フェリーのチケットはメールではなくスクリーンショットで保存しておきましょう。
国立公園
プリトヴィツェ湖群国立公園とクルカ国立公園は人気の日帰りスポットで、入口付近やメインの遊歩道では電波が入ります。渓谷の奥に進むと圏外になることもありますが、景色を楽しむにはむしろちょうどいいかもしれません。
国境の落とし穴:モンテネグロとボスニアはEU圏外
多くの旅行者がここでつまずきます。クロアチアはEU加盟国なので、EU全域対応のプランが使えます。しかし、クロアチアの海岸から出かける定番の日帰り旅行のうち2つは、EUの外に出てしまいます。
- モンテネグロのコトルとブドヴァはドブロブニクから車で約2時間。ほとんどのツアーに組み込まれています。
- ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルはスプリトやドブロブニクからの定番の日帰り先で、クラヴィツァの滝とセットで訪れることも多い場所です。
クロアチア専用やEU専用のeSIMは、どちらの国でも基本的に使えません。また、日本の携帯会社のEU圏外ローミングは高額になりがちです。日帰り旅行を予定しているなら、その国用の小さなプランを追加しましょう。CheapereSIMではモンテネグロ用eSIMを1.43ドルから、ボスニア・ヘルツェゴビナ用eSIMを2.09ドルから販売しており、ローミング1日分よりはるかに安く済みます。1台のスマホに複数のeSIMを入れておき、国境を越えたら設定で切り替えるだけです。
車で移動する人向けにもうひとつ。スプリトからドブロブニクへの旧海岸道路は、ネウム付近で短いボスニア領の海岸線を通過します。2022年にペリェシャツ橋が開通してからは、クロアチア国内だけを通って移動できるため、スマホもクロアチアのプランのまま使い続けられます。
クロアチアと周辺国を組み合わせる場合
クロアチアと隣国を組み合わせる旅程も人気です。リュブリャナやブレッド湖から車で入国するなら、スロベニア用eSIMが1.11ドルから。クロアチアが複数のEU諸国をめぐる長旅の一部なら、国ごとにプランを買うよりヨーロッパ周遊eSIMの方が手軽です。ただし周遊プランでも、対象国リストに含まれていない限りモンテネグロやボスニアでは使えない点に注意してください。
かんたん設定チェックリスト
- スマホがeSIM対応で、SIMロックが解除されているか確認する。
- 出発の1〜2日前に、クロアチア用プラン(と日帰り先のプラン)を購入する。
- 自宅のWi-FiでeSIMをインストールし、オフのままにしておく。
- 着陸したらeSIMをオンにし、その回線だけデータローミングを有効にしてモバイルデータ通信に設定する。
- 普段のSIMは通話とSMS用にオンのまま、データローミングはオフにしておく。
まとめ
ほとんどの旅行者にとって、5〜10GBのクロアチア用eSIMがあれば海岸沿いの1週間は十分にカバーでき、データを多く使う日は無制限の1日プランで補えます。国境越えは事前に準備を。コトルやモスタルに行く予定なら、その日のための追加eSIMはコーヒー1杯より安く、予想外のローミング料金を防いでくれます。CheapereSIMのクロアチアプランをチェックして、着陸した瞬間からネットにつながりましょう。