ニュージーランドは世界でも屈指のドライブ旅行向きの国ですが、同時に電波が途切れやすい国でもあります。オークランド、ウェリントン、クイーンズタウンでは高速な4G・5Gが使えますが、フィヨルドランドに入ったり峠を越えたりすると、1時間以上圏外になることも珍しくありません。トラベルeSIMで地形を変えることはできませんが、着陸した瞬間からデータ通信が使え、現地に近い料金で利用でき、空港のSIMカウンターに並ぶ必要もなくなります。このガイドでは、実際の電波状況、一般的な旅行で使うデータ量、出発前の設定方法を紹介します。
ニュージーランドでeSIMが便利な理由
多くの旅行者は長距離フライトを経てオークランドやクライストチャーチに到着し、まずレンタカー営業所までの地図と家族への連絡手段を求めます。日本のキャリアの国際ローミングは1日数ドル以上かかることもあり、空港のSIM売り場は国際便の到着時間帯に混み合いがちです。eSIMなら自宅でプランをインストールし、着陸後にオンにするだけで、手荷物受取所に着く前にネットにつながります。
CheapereSIMは複数の卸売ネットワークを比較し、最も安いものを自動で選ぶため、ニュージーランド向けeSIMプランは$1.00からご利用いただけます。物理SIMは銀行の認証コードや通話用にそのまま残し、データ通信はeSIMで行います。
実際の電波状況
ニュージーランドには全国規模の携帯ネットワークが3社あり、人が住んでいるエリアはどこもよくカバーされています。問題は、国土の多くが山や森林、国立公園で、人がまったく住んでいないことです。次のポイントを押さえておきましょう。
- 都市部と主要な町:オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ロトルア、ネルソンは4Gが安定しており、5Gも拡大中です。
- 国道1号線:全体的に良好ですが、南島では町と町の間で短い圏外区間があります。
- ミルフォード・ロードとフィヨルドランド:テ・アナウからミルフォード・サウンドまでの大部分は圏外と考えてください。テ・アナウを出る前に地図をダウンロードしておきましょう。
- 西海岸とハースト峠:長い圏外区間があります。電波があるうちに給油し、休憩地点を決めておきましょう。
- グレートウォークや山小屋:基本的に圏外です。オフライン地図を持ち、行程を誰かに伝えておきましょう。
各社は旧来の3Gサービスも終了しつつあるため、4G対応の新しめのスマートフォンがおすすめです。ここ数年のeSIM対応機種であれば問題ありません。
必要なデータ量の目安
ドライブ旅行は、ナビ、音楽ストリーミング、移動中のキャンプ場やカフェ検索などで、都市観光よりもデータを多く使います。目安は次のとおりです。
- 1週間・軽めの利用(地図、メッセージ、少しの検索):3〜5GB
- 2週間・音楽ストリーミングありのドライブ旅:10〜15GB
- 3週間以上・リモートワークやテザリング:20GB、または無制限タイプのプラン
データを節約するなら、ホテルやホリデーパークのWi-FiでGoogleマップのオフラインエリアやプレイリストを事前にダウンロードしておくのが簡単です。多くのホリデーパークや図書館で無料Wi-Fiが使えますが、夜は利用者が多く遅くなりがちです。
オーストラリアや南太平洋と組み合わせる場合
シドニーやメルボルンに立ち寄ったり、帰りに南の島で数日過ごしたりする旅行者も多くいます。その場合は、国ごとのプランと地域プランを比べてみましょう。2カ国だけなら、オーストラリアとニュージーランドを別々のプランにする方が安いことがよくあります。フィジーなど複数の太平洋の島々にも行くなら、ルート全体を1つのプランでカバーできるオセアニア地域eSIMをチェックしてください。
ニュージーランド用eSIMの設定方法
- 対応機種か確認する。スマートフォンがeSIMに対応し、SIMロックが解除されている必要があります。iPhoneなら「設定」→「一般」→「情報」でデジタルSIMまたはEIDの表示を確認します。
- 日本で購入してインストールする。プランを選び、出発の1〜2日前にWi-Fi環境でQRコードを読み取り、回線はオフのままにしておきます。
- 到着後にオンにする。eSIM回線をオンにし、その回線だけデータローミングを有効にして、モバイルデータ通信の回線に設定します。
- 通話用に普段のSIMを残す。普段使いのSIMはデータローミングをオフにし、バックグラウンドで料金が発生しないようにします。
旅行者向けの実用的なヒント
- 辺境エリアへ向かう前にダウンロード。ミルフォード・サウンド、マウント・クック、西海岸へ向かう前に、地図、フェリーのチケット、山小屋の予約情報をオフラインで保存しておきましょう。
- インターアイランダーやブルーブリッジのフェリーはオンライン予約。クック海峡の移動はスマホで管理しやすく、両方のターミナル付近では通常電波が入ります。
- NZeTAを確認。ビザ免除で入国する旅行者の多くは、渡航前にNZeTAの取得が必要です。搭乗ゲートではなく、出発前に済ませておきましょう。
- 買いすぎず、必要に応じて追加。迷ったら中くらいのプランから始め、足りなければアカウントから後でデータを追加できます。
まとめ
ニュージーランドでは、圏外エリアを想定して準備した人ほど快適に旅ができます。都市部ではeSIMが普段どおりに使え、大自然の中ではオフライン地図と満タンの燃料が最高の備えになります。出発前にプランを設定し、旅の長さに合ったデータ量を選べば、電波探しではなく山々の景色を楽しむことに時間を使えます。ニュージーランド向けeSIMプランを比較して、着陸した瞬間からつながりましょう。